【初心者向け】ECサイトの運営マニュアル、運営に必要なことを解説

目次

ユーザー実態を捉えた独自のマーケティングメソッドをまとめています。個人情報の取得なしで閲覧、資料ダウンロードが可能となります。※転載をされる場合は、転載元URLのユーザー実態を捉えた独自のマーケティングメソッドをまとめています。個人情報の取得なしで閲覧、資料ダウンロードが可能となります。※転載をされる場合は、転載元URLのです。

こんな方におすすめの記事です
✔︎ECサイトを立ち上げようとしている方
✔︎ECを運営するための業務内容を知りたい方
✔︎ECサイトの運営担当者の方


「ECサイトの運営を始めたいけど、何をすればいいのか分からない」
という声をよく伺います。

ECサイトの運営にはいくつもの工程や業務があるため、初心者の方は何から手を付ければいいのか不安になってしまうこともあるでしょう。

なかにはさらに、「ECサイト運営に必要なスキルってなんだろう?」「どれくらいの費用がかかるの?」といった疑問を感じる方もいるかもしれません。

本記事では、ECサイト運営の流れや仕事内容、さらに必要なものや費用について解説します。

ECサイト運営が未経験の方も、この記事を最後まで読めば「何を用意し、何から始めたら良いのか」を把握できると思います。

ECサイト運営とは?どんな流れで進めたら良いのか


まずECサイト運営とは、インターネット上にショッピングサイトを開設し、商品の企画や仕入れから出荷まで行うことです。

ECサイト運営は、主に以下の9ステップで進められます。

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ECサイト運営の流れ

ECサイト運営の仕事は、大きく分けると「フロント業務」と「バックエンド業務」の2種類です。

  • フロント業務:商品を受注するための業務
  • バックエンド業務:ECサイトの運営をサポートする業務

フロント業務では、市場のニーズにマッチした商品の仕入れやECサイトの作成、集客促進などが挙げられます。

一方、バックエンド業務の主な仕事は、商品の受注対応や在庫管理、さらに出荷作業やECサイトのシステム管理などです。

ECサイト運営の成功には、フロント業務とバックエンド業務のどちらの業務も欠かせません。

ECサイト運営の仕事内容9つ

前述もしていますが、ECサイト運営の仕事内容は、主に以下9つです。ここでは、それぞれ具体的に行うことを解説します。

  1. 商品の企画
  2. 仕入れ・製造
  3. ECサイト制作・更新管理
  4. プロモーション
  5. 受注処理
  6. 在庫管理
  7. 出荷作業
  8. 配送作業
  9. アフターサービス

1.商品の企画

ECサイトの運営が決まったら、まずは商品の企画立案から始めます。

ターゲットユーザーのニーズや市場動向、さらにトレンドなどを考慮しながら、「これは売れる!」と確信できる商品を打ち出しましょう。

ただ、どれだけ魅力的な商品でも、多くの競合や大手企業が取り扱っている場合は、売上が伸び悩んでしまうので、他社が販売していないような商品を見つけるのがポイントです。

さらに、原価率や利益率も計算し、どれくらいの期間でどれくらい売れるのかをシミュレーションしてみてください。

2.仕入れ・製造

販売する商品を決定したら、仕入れや製造に取り掛かります。

仕入れる際は、製造元や販売会社に連絡して、価格や仕入れ頻度などの交渉を行いましょう。

他にも、ネット仕入れや海外仕入れなど様々な方法があるので、自社にマッチしたものを選んでみてください。

自社で新たな製品を開発する場合は、実績のあるパートナー会社を探し、背景や意図を入念に伝えた上で、開発することをおすすめします。

3.ECサイト制作・更新管理

ECサイトを制作するときは、以下のステップで行います。

  1. 調査・分析
  2. コンセプトの決定
  3. デザイン・コーディング
  4. テスト

どんな市場にいるどんなターゲットに見てもらうのかを調査・分析し、商品販売のテーマとなるECサイトのコンセプトを決定しましょう。

さらに、ユーザーが使いやすいサイトになるようにデザインやコーディングを行った後、間違いがないかテストを実施します。

ECサイト制作のスキルがない場合は、制作業者へ依頼するのがおすすめです。

ECサイトが完成したら、「ささげ業務」と呼ばれる「商品の撮影・採寸・原稿」や商品の登録などを行い、アイテムの魅力を伝えます。

4.プロモーション

ECサイトの完成後、集客をするためのプロモーションを行います。具体的なECサイトのプロモーションは、以下の5つが考えられるでしょう。

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • アフィリエイト広告
  • SEO
  • SNSマーケティング

「リスティング広告」「ディスプレイ広告」「アフィリエイト広告」は、インターネット上に表示されるWeb広告です。

Web広告と呼ばれる手法であり、短期的な効果を見込めますが、配信を辞めてしまうと集客も止まってしまうという欠点があります。

「SEO」とは、Googleなどの検索エンジンに自社サイトを上位表示させるための施策です。

上位にECサイトがランクインし続ければ中長期的に集客ができる一方、結果が出るまでに時間がかかる短所も押さえておくべきでしょう。

「SNSマーケティング」とは、TwitterなどのSNSに自社アカウントを作成してプロモーションを行なったり、SNS上に広告を出稿することです。

ユーザーの心を掴む投稿ができれば集客力は抜群に伸びますが、アカウント運用の成功には時間がかかり、SNSを使用しない層向けの商品は不向きなどのデメリットもあります。

プロモーションの特徴をそれぞれ押さえておき、複数の手法を実施しながらECサイトの集客力をアップさせましょう。

5.受注処理

ユーザーが商品を購入したとき、以下3つの受注処理業務を行います。

  • メールの送信
  • 入金確認
  • 出荷の指示

ECサイトでは、注文を受け取ったことや在庫を確認したことなど、ユーザーへいくつものメールを送らなければいけません。

ユーザーの入金を確認した後は、担当者へ出荷の指示を出しましょう。

難しい工程ではありませんが、どれか1つでも誤ってしまうとクレームにつながるので注意してください。

6.在庫管理

在庫管理とは、必要な商品を必要な分だけ出荷できるように商品の数を整えておくことです。

具体的な仕事としては、以下のような作業が挙げられるでしょう。

  • 入荷数と仕入れ数が合致しているか確認
  • 購入後の在庫数を更新
  • 仕入れ注文

在庫管理では、商品の数を適切に把握するだけではなく、今後売れるであろうアイテムを事前に多めに仕入れておくなどのスキルも求められます。

7.出荷作業

出荷作業とは、受注処理担当からの指示をもとに出荷可能な状態にするための仕事です。

業務内容としては、主に以下3つが挙げられます。

  • 倉庫から商品を取り出す
  • 検品
  • 梱包

ユーザーの注文データを確認しながら、適した商品を取り出し、傷や汚れなどがないかしっかり確認しましょう。

検品後は、商品に適した梱包を行ってから伝票を貼り、配送ができる準備をしてください。

ユーザーは梱包の丁寧さもチェックしているので、作業に力を入れるのはもちろん、次回から使えるクーポンなどを同封することもおすすめです。

8.配送作業

配送作業とは、梱包した商品を配送業者に渡す仕事です。

不適切な配送業者に依頼してしまうと、コストがかかりすぎてしまったり配送が遅れたりなどが起きるので、適切な業者選びが求められます。

配送業者は、以下のポイントを参考に選んでみましょう。

  • 配送料
  • 配送日数
  • 営業時間
  • サービス内容

予算や配送日数はもちろん、緊急時にも柔軟に対応してくれたり冷蔵・冷凍配送も可能だったりと、商品にマッチしたサービスをしてくれる配送業者がおすすめです。

9.アフターサービス

商品を発送した後は、ユーザーの満足度向上やリピーターになってもらえるようにアフターサービスを行ってみてください。

アフターサービス業務の例としては、以下の仕事が挙げられます。

  • クレーム対応
  • 問い合わせ対応
  • レビュー投稿を促すアプローチ
  • 次回購入を促すアプローチ(メルマガなど)

アフターサービスを強化することで、購入単価のアップや価格競争からの脱却が期待できるでしょう。

ECサイト運営には何を準備するべき?必要なスキルとは

ECサイト運営を成功させるには、4つのスキルやある程度の人数が必要です。

こちらでは、どんなスキルが必須なのかということや、集めるべき人数について解説します。

必要なスキル4つ

ECサイト運営を行うには、以下4つのスキルが必要です。

  • Webマーケティング
  • 商品企画
  • クリエイティブ
  • カスタマーサポート
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ECサイト運営に必要な4つのスキル

特に、最も重要なものが「Webマーケティングスキル」でしょう。

適切な商品を仕入れて完璧なECサイトを作ったとしても、集客ができなければいつまでたっても売れ行きは伸びません。

もちろん、人が集まったとしても、市場などを調査しながら売れる商品を企画する「商品企画スキル」や、コーディング・画像加工などを行い、商品の魅力を伝える「クリエイティブスキル」が欠けていては購入はされないでしょう。

さらに、「カスタマーサポートスキル」が不十分で、クレームや問い合わせ時に、ユーザーへ適切な対応がとれなければ、リピーター獲得はもちろんECサイト自体の評判も落ちてしまうかもしれません。

それぞれ専門的な業務なので、自社で担当できる人がいない場合は外注を検討してみてください。

必要な人数

現在は、個人でECサイト運営を行う人も増えているため、小規模な事業であれば1~2人で行なえます。

ただ、ECサイト運営は煩雑な仕事が多いため、担当者が負担を感じているようであれば人数を増やしたり、代行会社に依頼してみたりがおすすめです。

ECサイト運営に必要な費用はどのくらい?

ECサイト運営のために最低限必要な費用は、「ECサイトの構築代」です。

以下のように、ECサイトの構築代は手法によって異なるので、自社の規模やスキルに適したものを選びましょう。

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引用:「ECサイトの構築代について」https://www.makeshop.jp/main/know-how/product/ec-site-quote.html

まとめ|ECサイト運営は9つのステップで行う


今回は、ECサイト運営の流れや仕事内容や必要なもの、費用について解説しました。

ECサイト運営を成功させるには、9つのステップをユーザー視点で行う必要があります。

ECサイト運営には煩雑な仕事も多いため、自社で担当できる人がいない場合は、パートナー会社などまわりと協力をし、運営してみてください。

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