こんな方におすすめの記事です
✔︎ECサイトを立ち上げようとしている方
✔︎自社に合ったECの展開先を見つけたい方
✔︎モールか自社構築か、ECの展開方法に迷っている方
ハンドメイド商品やオリジナルアパレルショップなどECサイトを立ち上げようと思っても、どんなサービスを使えばいいか多くの人が悩むのではないでしょうか。比較検討をするのにも非常に手間がかかります。また、利用サービスの最終的な決定をするのには、ランニングコストだけでなく事業規模を考慮した上での検討も必要になってきます。ECサイトは各サービスによって強みも異なるため、自力で比較することは大変難しいです。
本記事では、ECサイトを立ち上げようとしている方に向けて、事前に知っておきたい各サービスの内容や強みを比較して紹介します。
ECサイトには大きく5つの種類がある
一言でECサイトといっても、大きく5つの種類があります。詳しく見ていきましょう。
①初心者におすすめ『モール型』
ショッピングモールのような一つのサイトに様々な店舗が集まった形式のこと。初期費用や維持費が安くサイトの構築も容易なため初心者でも簡単に出店可能だが、価格競争が起きやすい。
②初心者でもこだわるなら『ASP型』
購入時の金額計算や決済、また、注文確認メールを行うシステムを利用する形式のこと。初心者向けで個人での出店も可能で店舗それぞれでサイトを持つために、モール型のような価格競争は起こりにくい。無料版と有料版で使える機能には差がある。
③専門知識があるなら『オープンソース型』
ソースコードを使って自分でECサイトを構築する手法のこと。コードは無料でサーバーにインストールすることができるため、低コストでサイト構築ができる。カスタマイズの自由度は高いが、専門スキルをあらかじめ持っておく必要がある。
④予算に余裕があるなら『パッケージ型』
ECサイトの運営に必要な機能があらかじめ備わっているサービスを活用する方法のこと。カスタマイズが自由自在で使いやすい。導入はしやすいが、構築やアップデート時にはかなり費用がかさむ場合もある。
⑤ゼロからこだわって作るなら『フルスクラッチ型』
ゼロからECサイトのすべてを作る方法のこと。数千万円規模の巨大ECサイトの作成でよく利用されるが、一つ一つの構築が必要なため、制作期間は1年程度かかることが多い。また構築には高い専門知識が不可欠となる。
ECサイトを構築するの際の3つのポイント
ECサイトには上記の5つの種類がありますが、選び方の3つのポイントがあります。
①自社の商品、規模感に合うプラットフォームか
ECサイトにはそれぞれ特徴があり、まずは自社商品の性質や規模に適合したプラットフォームかどうかを判断しなければなりません。例えば、初心者であるにもかかわらず「将来はビジネスを大きくしたい」という理由から、難易度の高いオープンソース型やフルスクラッチ型で構築しても、知識や費用感の観点からうまくいかないこともあります。また、定期モデルが売りの商品をモールで販売しても意味がありません。自社の事業フェーズや商品とのバランスを見てから検討しましょう。
②現状の規模に必要な機能が搭載されているか
誰でも簡単にECサイトを構築できるようにテンプレートが用意されているモール型、ASP型もありますが、本当に必要な機能は備わっていますでしょうか。例えば、商品を発送する際に欠かせない配送手続きやオンライン決済も、必ずしもテンプレートに搭載されているとは限りません。また、搭載されていたとしても十分に使用できるのかをチェックしておきましょう。
③初期導入時含め、運用コストなど費用は問題ないか
運用コストのボリュームは問題ありませんか。ECサイトは作れば終わりというわけではなく、店舗を出す際の家賃や光熱費と同じで、毎月の利用料金やセキュリティ代、アップデートにかかる費用などのランニングコストがかかります。初めから売上に見合わないハイレベルのECサイトを構築するのは避けましょう。事前に想定売上とコストのシミュレーションをしておくことをおすすめします。
【初心者向け】おすすめのECサイトまとめ
ここまでECサイトの種類と選び方のコツをお伝えしました。ここからは初心者でも便利で使いやすいモール型、ASP型のサービスに着目して、おすすめのECサイトをご紹介します。
①会員数1億3000万人!圧倒的な集客力「楽天市場」
日本最大級のモール型ECサイトといえば、『楽天市場』です。非常に大型で実績も多い上に細かな構築がいらないので、初心者から法人まで出店しています。楽天市場の最大の強みは、専任のECコンサルタントが付くことです。しかも商品ジャンルに特化しているので、自社商品のジャンルについて豊富は知識と販売ノウハウでサポートしてもらうことができます。
【魅力ポイント】
・抜群の知名度で会員数は1億3000万人と圧倒的な集客力がある
(引用:「会員数について」https://www.rakuten.co.jp/ec/start/merit-demerit/)
・商品ジャンルに特化した専任のECコンサルタントと二人三脚でショップを成長させることができる
・無料のeラーニング講座で店舗運営の学習できる
・無料でHTMLなどが扱えるフリースペースの利用も可能
・難しい構築はないため初心者にもおすすめ
▼サイトリンク▼
https://www.rakuten.co.jp/ec/
②今大人気!無料で使える『BASE』
今大人気の『BASE』は、手がけたショップ数はなんと80万店以上と実績豊富なネットショップ構築サイトです。無料でECサイトを開設することができる上に使いやすいテンプレートが多くあり、さらになんといってもスマートフォンひとつで出店できるので、初心者をメインに個人や小規模事業社も利用しています。
【魅力ポイント】
・個人法人どなたでも開業可能
・開設費用、月額利用料が不要
・ネットショップの運営に必要な機能や決済方法が豊富に用意されている
・オリジナルグッズを作れるオプションなど製造支援サービスも豊富
・デザインのカスタマイズが可能
▼サイトリンク▼
https://thebase.in/
③本格的なサイト作り&顧客管理機能もあり『MakeShop』
ASP型ECサイト『MakeShop』は機能もサポートも充実させたいという方におすすめです。ネットショップはリアル店舗よりもどれだけリピーターを作れるかが重要だと言われており、機能の一つである顧客管理機能『MakeRepeater』は、リピーター獲得に必要な顧客分析からメール作成、またメール配信の3ステップを自動・簡略化し、リピート売上拡大を支援してくれます。
【魅力ポイント】
・初心者だけど本格的なサイトを作りたい方におすすめ
・15日間の無料体験でプレミアムショッププランの全機能を使える
・「MakeRepeater」で顧客管理に強みをもつ
・170種類以上のデザインテンプレートで自由度が高い
・サポート体制が充実しており初心者でも手軽に始められる
▼サイトリンク▼
https://www.makeshop.jp/
④長年培ってきたノウハウを活かした手厚いサポートあり『futureshop』
手厚いサポートを求める方におすすめなのが『futureshop』です。電話やメールだけでなく、長年培ってきたノウハウをもとに勉強会やセミナーなどを定期的に開催しています。その他に、豊富なオンライン決済方法に対応していること、集客サポートのためのサポート、分析機能や他メディアとの連携機能も充実しています。
【魅力ポイント】
・電話、メール、無料勉強会などで経験豊富なアドバイザーがサポートしてくれる
・デザイン性の自由度が高いためブランディングにこだわれる
・機能面が豊富で様々なカスタマイズも可能
・キャンペーン機能が豊富で顧客のファン化に強く、安定した売り上げが期待できる
・決済手段が豊富
▼サイトリンク▼
https://www.future-shop.jp/
⑤拡張機能の多さトップクラス!初心者でも運用しやすい『カラーミーショップ』
個人から法人まで幅広い導入実績を持っている『カラーミーショップ』の最大の特徴は、運用する上でとても便利な拡張機能の多さです。例えば、「クラウド確定申告」はMFクラウドとデータ連携ができるので、売り上げデータをもとに自動で確定申告書を作成できたり、その他にもアプリストアでさまざまな機能を追加できるのです。
【魅力ポイント】
・事業の大きさによって3つのプランから選べる(フリープラン、レギュラープラン、ラージプラン)
・UIが優れているため初心者でも構築、運用しやすい
・「カラーミーショップ大賞」という全国4万店舗以上のネットショップの中から表彰されるECサイトコンテストがある
・開店サポートなどCSが丁寧と定評がある
・決済手段が豊富
▼サイトリンク▼
https://shop-pro.jp/
⑥SNS連携で集客に強い!海外への販売も検討しているなら『Shopify』
『Shopify』はASP型のECサイトサービスで、越境ECに対応、つまり海外展開に強いのが最大の特徴です。最大5言語に対応、またPayPalなどの海外のオンライン決済方法にも対応しているので、ゆくゆくは海外でも事業を広げていきたいという方におすすめです。SNS連携が可能で集客もしやすく、また低コストでコードも不要で初心者でも簡単に始められるのは嬉しいですよね。
【魅力ポイント】
・最大5言語に対応しており、越境ECに強い
・初期費用不要の月額課金制で4つのプランから選べる(ベーシック、スタンダード、プレミアム、Shopifyプラス)
・SNS連携が可能でターゲットの集客に強い
・100種類以上のデザインテンプレートで自由度が高い
・カスタマイズしやすく、アプリによる機能追加も可能
・外部システムと連携できるAPIのため作業効率が向上する
▼サイトリンク▼
https://www.shopify.com/jp
おわりに
ECサイトについて、5つの種類や特徴、そしておすすめのECサイトサービスをご紹介しました。自社に合うECのプラットフォームは見つかりましたでしょうか。それぞれで強みやメリット、デメリットが異なるため、費用面・機能面・サポート体制を吟味した上で決定しましょう。せっかく開店してもすぐに潰れてしまっては意味がないので、長期的な視点で検討するのをおすすめします。
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