失敗しないHPリニューアル、成功させる考え方・進め方を自社HPをもとに解説します!

目次

ユーザー実態を捉えた独自のマーケティングメソッドをまとめています。個人情報の取得なしで閲覧、資料ダウンロードが可能となります。※転載をされる場合は、転載元URLのユーザー実態を捉えた独自のマーケティングメソッドをまとめています。個人情報の取得なしで閲覧、資料ダウンロードが可能となります。※転載をされる場合は、転載元URLのです。

〈こんな方におすすめの記事です〉

✔︎会社の方針が変わった経営者の方
✔︎自社HPの運用担当の方
✔︎HPリニューアルのプロジェクト担当の方

「自社HPをリニューアルしたいけど、想いをうまく形にできない。」
「上司からHPリニューアルを頼まれたけど、どう進めたらいいんだ。」
「関係者が多く、失敗できない」
など、サイトリニューアルには様々な悩みがつきものです。そこで、HPのリニューアルのイメージを湧くよう、弊社が自社HPのリニューアルをした際の考え方や進め方などをご紹介します。弊社を例にし、HPリニューアルにぜひご活用ください。

そもそも、なぜ自社HPをリニューアルしたのか

まず、なぜ弊社がHPリニューアルを行うことになったのか、背景を説明します。もし現時点でリニューアルをするか迷っている方は、参考にしてください。

ちなみに、リニューアルする理由が明確になっていない状態でのプロジェクト開始はおすすめしていません。理由が明確でない場合、意思決定のブレや手戻りが多くなり、想定より工数がかかり、ロスが生まれるためです。

また、リニューアルは社内チーム、ディレクター、デザイナー、コーダーなど関係者が多く、スムーズなコミュニケーションが重要になってきます。そのため、背景や今後やりたいことをまとめ、言語化しておくことをおすすめします。

前置きが長くなりましたが、弊社のリニューアル理由は、下記でした。

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以前の自社HP課題と今後ユーザーに伝えたいこと

弊社を一例として挙げましたが、ご相談をいただく背景は企業様によって、ばらばらです。

過去に弊社がリニューアルした企業様の背景は下記のような理由でした。
・数年前に制作したサイトのため、情報が古く、更新したい。
・採用に力に入れるため、HPの雰囲気を変えたい。
・創業○周年を迎え、リブランディングをしたい。
・上場を見据えているため、投資家へ会社の雰囲気が伝わるようにしたい。
・社内で記事更新、内容変更がしやすいように仕様に変更したい。

プロジェクト担当の方は、リニューアル背景や現状の課題を明確に把握するようにしましょう。

失敗しないサイトリニューアルの進め方

サイトリニューアルを失敗させないためには、全体の流れを理解し、ポイントを掴みましょう。


STEP01: ヒアリング・PJ設計
前述のとおりですが、プロジェクトを始める前に、リニューアル背景や目的をプロジェクトオーナーに必ず確認し、整理しましょう。事前に関係者と合意を取っていることで、進行中の意思決定の軸をできることや認識ズレによる手戻りなどを防ぐことができます。

STEP02: ゴール設定(何を実現するか)
背景や目的を理解した上で「何を実現させるのか」を擦り合わせましょう。ゴールが曖昧な状態でプロジェクトが進んでしまうと、プロジェクトが成功したのか、失敗したのかが分からないかつ、意図しない方向に進行してしまい、想定以上の費用と時間がかかる場合があります。


STEP03: 戦略構築・設計
サイト内の戦略を立てます。ターゲットは”誰”か、そのターゲットへ”何”を訴求するのか、訴求するため”どのような”サイト設計やデザインが最適なのかを決めていきます。社内の好みやトレンドで判断するのではなく、ターゲット視点で考えることで、目的を達成できる一貫性のあるHPを制作をすることができます。


STEP04: デザイン制作
HPのデザインは、企業の第一印象を決めます。
「かっこいいデザインのサイト」「綺麗なデザイン」だけではなく、STEP3で行なった戦略・設計をデザインで表現していきます。


STEP05: 開発
様々なブラウザ・OS環境を考慮して問題なく動作するよう開発を行います。事前に、対応ブラウザやOSの指定を確認することをおすすめします。開発後に、「iPhone6に対応していない!」などの問題が起こることがあります。

↓簡単に流れについてお伝えしましたが、より詳細を知りたい方はこちらの記事も併せてお読みください。
【コーポレートサイトリニューアル&新規制作をご検討される方へ】制作の流れと重要ポイント


つい、デザインのクオリティばかり目が入ってしまいがちですが、そもそものSTEP1~3の企画が拙いものになってしまうと、プロジェクト成功率が下がってしまいます。

STEP1~3では、リサーチや企画で非常に情報が多くなります。エクセルやスプレッドシートでまとめていってもだんだん見づらい状態になり、結果的に情報整理ができなくなることも。


弊社の場合は、「マインドマイスター」というツールを用いて、マインドマップ的に情報をまとめました。

目的、課題、コンセプト、伝えたいメッセージ、競合調査、ペルソナ、などのあらゆる情報をマインドマップで整理しています。直感的かつ、関連性を意識した上で情報整理ができるため、おすすめです。

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自社HPリニューアル時のマインドマップ

今回のリニューアルでこだわった3つのポイント

これまでの流れを経て、弊社HPリニューアルが完了しました。どんなサイトになったか、一部紹介をさせてください!

↓アクセスして見たい方はこちら
リニューアル後の自社HP

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弊社HPリニューアル後のTOP

全体を通して、目的を持ったコンテンツ配置やデザイン表現にこだわりました。その中でも、特にこだわった3つのポイントを紹介します。

1つ目は情報・要件設計です。
以前は、ビジュアルのみを重視したHPになっていました。その結果パッと見た印象はいいのですが、ユーザーにとって分かりにくい導線になっていたり、伝えたい情報は伝わっていないという状況になっていました。したがって、今回はしっかりとターゲット選定は誰かを明確にし、伝えたいメッセージは何か、見た人にどんなアクションを取ってもらいたいのかの整理・設計にこだわり、サイトを制作しました。


2つ目はデザイン
です。
以前のように「ただかっこいいサイト」ではなく、「最先端のデジタルマーケ手法を提供する、クリエイティブが強い会社」というのを表現したかったため、ミニマルデザインで制作しております。

meycoの特徴や事業内容など、サイトに掲載したい情報が多かったため、ノイズとなる要素は使わず、シンプルかつ視認性の高いサイトデザインにしております。”デザインが強い”というのも表現したかったので、近年流行しているニューモフィズムデザインを採用しています。弊社が事業を行なっているデジタルマーケティング領域は日々大きく変動します。その”変化”を表現するために背景にはパララックスのアニメーションを採用し、近未来感を表現しております。


3つ目はSEO・運用
です。
リニューアルしたHPは、実績やブログ記事を定期的にしっかり更新し、お客様への情報発信やお問い合わせに繋げていきたいという目的もありました。実績やブログ記事の更新を簡易的にできるように機能を実装することにより、非エンジニアでも容易に更新できるようにしてあります。また、情報の変更が発生しやすい採用ページも、管理画面から更新できるように実装しております。

リニューアル後の周囲の反響

リニューアル前のHPでは、サイト制作に関するお問い合わせは数えるほどだったのですが、リニューアル後のお問い合わせは約3倍に。さらに、定常的に毎月お問い合わせをいただくため、大変嬉しく思っています。

お問い合わせをいただいた企業さまからは、「サイトがかっこいいからぜひmeycoに制作してもらいたい」「実績が優れていたので見積もりをがほしい」「サイト制作も含めてデジタルマーケティング全般をサポートしていただきたい」など、たくさんの嬉しいお声をいただいています。

その他、既存のお客様やパートナー企業様、同業者からも「サイトかっこいいね」「やっぱクリエイティブすごいね」「知り合いに紹介しておいたよ」などのお声もいただきました。

この反響をみると、リニューアル当初の目的は達成できた!と思っています。

おわりに(リニューアルしてみての総括)

HPリニューアルは、費用も工数もかかる大変なものです。しかし、ステークホルダーへの印象や問い合わせ数増加を考えると、費用対効果は十分に合う可能性があります。

弊社のような体験をぜひ読んでいただいた皆様にもしていただきたいです。
ご相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。

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